人間と違い紫外線を見ることができる虫や鳥は世界をどう見ているのか――千葉県我孫子市の元高校教師、浅間茂さん(69)は、自作した紫外線カメラによる写真を使って「虫や鳥が見ている世界」(中公新書)を今春、出版した。モンシロチョウは雌雄で羽の明るさが違い、ハシブトガラスには一羽ごとに違う模様が見えたという。
紫外線は可視光線より波長が短く、哺乳類には見えないが鳥や虫などは見ることができるという。そこで浅間さんは10年ほど前、紫外線を通すレンズを使うなど独自に工夫をこらし、紫外線だけを撮影できるようにカメラを改造した。
北海道から沖縄まで、海外では…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル