新たな衆院議長に選出された額賀福志郎氏(79)は20日、就任会見に臨み、「国民の期待と信頼に応えられる衆院をめざしてまいりたい」と述べた。
額賀氏は任期途中で辞任した細田博之前衆院議長に触れ、「細田前議長、歴代議長の思いを引き継ぎ、公正で円満な議会運営に全力を尽くしてまいりたい」と述べた。細田氏は在任中、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)との密接な関係が指摘され、週刊誌に女性記者へのセクハラ疑惑が報じられてきた。額賀氏は細田氏について「職を辞することになったのは、誠に残念だ」と語った。
会見直前にあった国会の開会式では、自身が読み終えた式辞を誤って天皇陛下に手渡す一幕もあった。額賀氏は会見で「緊張した結果」と釈明。「しっかりと反省し、今後、議事進行やさまざまな行事に対応できるように努力してまいりたい」と述べた。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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