河野太郎行政改革相は13日の記者会見で、行政手続きの「認め印」を全廃すると発表した。民間から省庁に書類を出す行政手続きで押印が必要な1万4992種類のうち、99・4%にあたる1万4909種類で押印が廃止される見通し。来年の通常国会に関連法案を提出する方針だ。
河野氏は9月、全府省庁に行政手続きの押印廃止を検討するよう要請。印鑑証明が必要な手続きなど83種類を除き、押印はなくなる見通しになったとした。
河野氏は、認め印について「個人の確認にはならないことを続けていた」と指摘したうえで、「そこの合理化はやれた」と強調。「書面の必要がないものはやめていきたい」として、今後は行政手続きのオンライン化を進める考えを示した。(坂本純也)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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