兵庫県警は25日、同県福崎町の山中で行方不明者を捜していた警察犬が逃げ出した、と発表した。県警は35人態勢で捜索している。
鑑識課によると、同課警察犬係に所属するシェパードで、名前は「クレバ・フォム・フンデ・シューレ」(2歳、オス)。黒茶色で体長約120センチ、高さ約70センチ、体重約31キロ。おとなしい性格だという。昨年7月から所属していた。
福崎町の七種山(なぐさやま)で25日午前から、福崎署員と鑑識課員の計12人がクレバを含む警察犬2頭を連れ、50代女性の行方を捜索していた。クレバは午後1時半ごろ、突然走り出し、鑑識課員の手からリードが離れたという。女性はその直前、別の1頭が見つけ、その後死亡が確認されたという。
鑑識課の横山貴行次席は「訓練されており、人には襲いかからないと思うが、見つけたら110番してほしい」と話した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル