【新閣僚に聞く】
--北方領土問題にどう取り組んでいくか
「返還交渉は外務省が中心にやっている。われわれは啓発活動で後押しをする立場だ。国内の機運を醸成し、ロシアとの交流を深め、旧島民に対する援護策も大事にしたい」
--安倍晋三首相はロシアに配慮し「固有の領土」の表現を避けている
「北方領土は日本の主権を有する島々であり、政府の法的立場に変わりはない。それを踏襲していかなければいけない」
--沖縄県の玉城デニー知事就任から1年経過した
「基地負担軽減と沖縄振興への思いは共通している。沖縄の物流拠点のあり方や住み方を必死に議論しているし、観光客をどう増やすかなど総合的に考えていきたい。将来の沖縄のあるべき姿を今まで以上に一緒に考えられるときがくる」
--国境離島で外国資本による土地買収が進んでいる。領土問題担当相としてどう取り組むか
「法的には外国人だからという理由で不動産の取得を制限することは難しい。しかし、個々の目的に応じていろいろな考え方はあるのではないか。自民党で議論を深めていただくことが先決だ。ある程度まとまったら持ってきてもらいたい」
--靖国神社に参拝してきた
「参拝は個人でどうするかということなので、今は決めてはいないが、慎重に検討したい」
--首相は「1億総活躍政策の完成に向けて次なる展開を指導してもらう」と述べた
「1億総活躍の基本は一人一人が存在意義を確認でき、生きがいを感じられる社会だ。中でも子供がほしい夫婦の希望がかなう『希望出生率1・8』の実現にめどをつけることが首相から与えられたミッションだと思う」(広池慶一)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース