横浜市神奈川区の京急本線の踏切で快特列車とトラックが衝突した事故で、事故前にトラックが走行したルートが周辺の防犯カメラの映像などから判明した。捜査関係者が明らかにした。大型トラックが通常は通らない道に入り込んでおり、神奈川県警はトラックが道の選択を誤り、高さ制限がある道を避けたため事故現場に近づいたとみている。
県警は6日、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、死亡したトラックの男性運転手(67)の勤務先を捜索。事故原因の解明を進めている。
捜査関係者などによると、トラックは5日午前11時半ごろ、事故現場から東南へ約800メートル離れた倉庫でレモンなどを積みこんだ。千葉県成田市に向かう予定になっていたという。
千葉方面に向かうには、国道15号に出てから右折して、首都高速横羽線に乗る方法などがあるが、トラックは国道を左折し、その後、交差点で右折した。
進行方向には車の高さを制限する「アンダーパス」が設置されており、高さ2・8メートルまでとする道路標識が数カ所にあった。トラックは高さ約3・8メートルで、アンダーパスを避けるうちに事故現場の踏切に近づいたとみられている。
また京急は6日、踏切前でのト…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル