「無罪主張、葛藤はない?」「被告にウソはつかせるの?」――。素朴な疑問を通して、なじみの薄い刑事弁護の世界をYouTubeで紹介する若手弁護士たちがいる。刑事司法への市民の理解を深め、冤罪(えんざい)や「人質司法」の問題解決につなげようとしている。
「10人の真犯人を逃すとも、1人の無辜(むこ)(無罪)を処罰することなかれ」
無罪主張の葛藤をめぐる10分ほどの動画の一場面。ポロシャツ姿の中原潤一弁護士(41)=神奈川県弁護士会=が法格言を引用し、「実現できるのは弁護人だけ。我々はその役割を社会から与えられている。無罪主張に葛藤している場合ではない」と言い切った。
「被告にウソ」の動画では…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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