被害の北陸新幹線、ダイヤ9割維持へ 25日に直通再開

 台風19号による千曲川の氾濫(はんらん)で車両基地が水没し、25日に東京―金沢の全線で直通運転を再開する北陸新幹線について、JR東日本とJR西日本は23日、暫定ダイヤを発表した。車両のやりくりで、定期ダイヤのほぼ9割の本数を維持している。指定席は24日午前11時から発売される。

 北陸新幹線は、長野新幹線車両センター(長野市)で全体の3分の1にあたる10編成が水につかった。

 両社によると、東京―金沢を直通する列車のうち、停車駅の少ない「かがやき」は通常と比べて上下各1本減の計18本、「はくたか」は通常通りの計28本を走らせる。金沢―富山の「つるぎ」は上り1本減の計35本となる。

 東京―長野を走る「あさま」は上り5本、下り6本が減り、計23本となる。あさまの本数を減らすのを補うため、はくたかの一部が安中榛名(群馬県)と佐久平(長野県)に停車する。

 上越新幹線では「とき」の一部が本庄早稲田(埼玉県)に臨時停車し、「たにがわ」も臨時電車を運行する。(細沢礼輝)


Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

Japonologie:
Leave a Comment