東京都狛江市の住宅で19日に住人の大塩衣与さん(90)が殺害された強盗殺人事件で、警視庁は30日、大塩さん宅から高級時計3本とダイヤの指輪1個の計4点(計約60万円相当)が奪われていたと明らかにした。
被害品のうち、スイス製の高級時計ブランド「フランク・ミュラー」を含む腕時計3本は、事件翌日に東京都足立区内で見つかったレンタカー車内にあった腕時計3本だと確認された。製造番号が一致したという。指輪は見つかっていない。
レンタカーが見つかった当時、近くには昨年12月に中野区で起きた強盗傷害事件に関与した疑いがあるとして警視庁が行方を追っていた永田陸人容疑者(21)がいた。永田容疑者は同庁に対し、車内にあった時計3本について「友人から金になると言われてもらった」と話していたという。
狛江市の事件をめぐっては、「キム」を名乗る人物がフィリピンから指示を出していた疑いが持たれている。同庁は、「キム」が全国で発生した一連の強盗事件の指示役として名前が浮上している「ルフィ」と同じグループの可能性があるとみて調べている。
有料会員になると会員限定の有料記事もお読みいただけます。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
Leave a Comment