tvkニュース(テレビ神奈川)
事件の被害者が、一人を除いて「甲」「乙」などと匿名で審理されることになった相模原障害者殺傷事件の裁判。初公判を前に事件で殺害された当時19歳の女性の母親が、娘の名前の公表に踏み切りました。
手記「甲さん」「乙さん」と呼ばれることは納得いきませんでした。 ちゃんと美帆という名前があるのに。 どこにだしても恥ずかしくない自慢の娘でした」植松被告に殺害された美帆さん、当時19歳。 美帆さんの母親は8日、手記とともに写真を4枚公開しました。 写真には母親の思い出も添えられ、中学1年生の頃には、「言葉はありませんでしたが、いろいろな事を理解しているようでした。 音楽が大好きでいきものがかりの歌に合わせて踊っていました」と記されています。 津久井やまゆり園に入所したのは、事件のおよそ3カ月前。 娘に最後に会ったのは、事件の2日前だったということです。 手記では、美帆さんへの思いがつづられています。 「大好きだった娘に会えなくなって3年が経ちました。 時間が経つほどに会いたい思いは強くなるばかりです。 会いたくて会いたくて仕方ありません」そして、手記の後半部分には今回の裁判を通しての願いが・・・「犯人の量刑を決めるだけでなく社会全体でもこのような悲しい事件が二度と起こらない世の中にするにはどうしたらいいか議論して考えて頂きたいと思います」
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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