窃盗の疑いで逮捕された無職の小島儀信容疑者(67)。小島容疑者が盗んだというのが、“ブランド玉ねぎ”の苗…。
小島容疑者は、自宅近くの畑から神奈川県小田原市のブランド玉ねぎ「下中たまねぎ」の苗、3千本を盗んだ疑いが持たれています。
<小島容疑者の供述>
「自分の畑で育てて自分で食べるため」
被害にあった農家によると、盗まれた玉ねぎの苗はあわせて1万本。育てると、玉ねぎ3トン分、軽トラック8台分以上にもなるということです。
小島容疑者は、自分の管理する畑に盗んだ苗を植えていましたが、本当に全て自分で食べるためだったのでしょうか。街で聞いてみると…。
男性:
「玉ねぎが1万本できて、どう食べるんでしょう。それは嘘なんでしょうね、多分転売しようと考えていたんじゃないですか」
別の男性:
「100株とかやったらまだわかるけど…1万本って商売に匹敵しますからね。営利目的になるから、ちょっと罪は重くなるんじゃないですか」
女性:
「盗んだことに変わらないので、罪の重さは一緒でしょ。人のもの盗んだら盗人ですからね、やっちゃいけません」
盗んだのは「食べるため」と主張した小島容疑者。その目的によって罪の重さに影響はあるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。
菊地弁護士:
「窃盗罪は、基本的には盗んだ物の被害額が罪の重さに影響するんですね。
ただ営利目的ということになると、罪が重くなります。例えば薬物、覚醒剤なども営利ということになるとグンと上がりますので、そういうことにも表れています」
(関西テレビ12月18日放送『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)
Source : 国内 – Yahoo!ニュース