噴火活動が続く東京・小笠原諸島の西之島で3日、噴煙の高さが4700メートルに達した。気象庁によると、2013年11月に約40年ぶりに噴火して以降、気象衛星が観測した噴煙の高度としては最も高いという。
西之島では6月中旬以降、噴火活動が活発になっていた。海上保安庁が6月15日に上空から観測した際には、山頂火口で連続的に噴火しており、海へ流れ出す溶岩も見られた。同じ日、西之島の東約130キロにある父島で少量の降灰も見込まれたが、翌日の気象庁の聞き取り調査では確認されなかった。
西之島は東京都心の南約1千キロにあり、13年以降、噴火活動を繰り返しながら少しずつ広がっている。海鳥も繁殖していた。(山岸玲)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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