真常法彦
兵庫県西宮市は7日、庁内の情報共有システム「グループウェア」がサイバー攻撃にあったと発表した。職員のユーザー情報が流出し、なりすましメールが庁内外に計731件送信された。市民の個人情報はこのシステム上にはなく、無事だったという。
市によると、サイバー攻撃は5日午後3時ごろ始まったとみられ、抜き取られた管理者権限のパスワードで不正アクセスが繰り返された形跡が見つかったという。職員3人のIDとパスワードが流出し、うち1人になりすました不審メールが庁外に1件、庁内に730件送信された。
庁内に送られた不審メールは件名が「Amazonからの重要なお知らせ」で、外部サイトに誘導するURLが記載されていたという。
被害に気づいた市が6日夕から外部との接続を遮断し調査していた。(真常法彦)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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