兵庫県西宮市は、劇作家で演出家の平田オリザさんを政策アドバイザーに選任し、市役所で就任式が行われた。老朽化した同市六湛寺町の市民会館(アミティホール)の更新といった文化施策について助言してもらう。
平田さんは今年9月、東京から豊岡市に移住。同市の城崎国際アートセンターの芸術監督などを務め、令和3年春開学予定の「国際観光芸術専門職大学」(仮称)学長に内定している。 西宮市では、昭和42年に建てられた市民会館の建て替えを検討中で、新たなホールのあり方などについて平田さんのアドバイスを受けることにした。
就任式で石井登志郎市長は「文化、芸術で西宮を明るくしたい。知見を与えてほしい」とし、平田さんは「西宮のブランドイメージは良いが、あっけなく変わってしまう。県立芸術文化センターとのすみ分けなどを考え、ほかにはない特色を出せるようお手伝いをしたい」と話した。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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