長田寿夫
車体に上毛かるたを描いたラッピングトラックが、4月から関東一円や中京方面を走っている。群馬県太田市に本社がある運送会社「蛭間運送」が、同市と創業の地・桐生市をPRするために2台導入した。
今年創業50年を迎え、「地元に恩返しを」と蛭間幹夫社長(52)が考えた。いずれも積載量15トン。1台には太田ゆかりの「太田金山 子育呑龍(こそだてどんりゅう)」「歴史に名高い新田義貞」の読み札と絵札や恒例行事の尾島ねぷたを、もう1台には「桐生は日本の機どころ」「そろいの支度で八木節音頭」の読み札と絵札をそれぞれ描いた。
蛭間社長によると、行く先々で「花札みたい」「太田はねぷたが有名なんですか?」などと聞かれ、効果は上々だ。ドライバーは「注目されていると思うと気持ちが一層引き締まる」と話しているという。(長田寿夫)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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