見上げればM・モンローの肖像画 由緒ある寺がポップになった理由

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文・羽賀和紀、写真・上田潤

 白装束のお遍路さんに交じって境内へ向かうと、山門の石段で足が止まった。「ROAD TO FREEDOM」(自由への道)。ポップな字体が由緒ある寺にいざなう。

 弘法大師の足跡をたどる「遍路」は、四国八十八カ所の霊場を巡礼する。その第37番札所・岩本寺(高知県四万十町)は、日本最後の清流として名高い四万十川のほとりにある。

 山門をくぐると、手足が生えたハートマークのキャラクターのイラストが左右に飾られている。1300年の歴史を持つ寺とは不似合いなアクリル画。さらに境内へ踏み入ると、赤や青などに彩られた石畳が目に入る。

 寺のポップアート化を手掛けたのは、映画スター・ウォーズ」の公式グッズ制作などで知られる人気アーティストのSHETA(シータ)さん(37)。「伝統ある寺とポップアート。参拝者にはギャップを面白いと感じてほしい」と話す。

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 13ある宿坊の1部屋は、鮮…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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