改修中の北海道庁旧本庁舎(赤れんが庁舎)に隣接する仮設見学施設で火災が発生した問題で、道は1日、再発防止策を発表した。対策を講じた上で、中断している旧庁舎の改修工事と見学施設の復旧工事を来週にも始める。見学施設の公開は来春になる見込みという。
火災は10月3日未明に発生。移設した八角塔屋根を見学できる施設で、庁舎の歴史や改修内容の展示スペースがある3階部分が燃えた。出火原因はいまだ不明で、警察と消防が調査を続けている。道は当時の現場の状況などから、工事の問題点や火災が起こりうるリスクを洗い出し、再発防止策をとりまとめた。
道によると、火災時には通電していたブレーカーがあり、一部のパソコンやWiFiルーターの電源が入っていた。
しかし、現場では展示用機器…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル