指定暴力団工藤会トップの総裁野村悟被告(73)とナンバー2の会長田上不美夫被告(64)の第42回公判が9日、福岡地裁であった。2013年の看護師襲撃事件で、被害者の看護師の見張り役として関わった同会系組幹部が事件前、被害者が勤務するクリニックで実際に施術を受け、顔を覚えたと証言した。
起訴状によると、野村被告の指揮命令で田上被告や実行役の組員らは看護師の頭などを刃物で刺し、殺害しようとしたとされる。
検察側の証人として出廷したのは、看護師事件を含む四つの事件で起訴され、一審で懲役23年の実刑判決を受けて控訴中の組幹部。
証言によると、見張り役をする…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル