学習塾に通う子どもの母親から現金約850万円をだまし取ったとして、大阪府警が9月、大阪市淀川区で塾を経営する男(48)を詐欺容疑で逮捕し、大阪地検が詐欺罪で起訴していたことが府警への取材でわかった。他の保護者や塾職員ら計約20人が1億円以上の被害を訴えており、府警が調べている。
淀川署によると、男は2021年12月ごろ、「塾を法人化するので出資してほしい」などとうそを言い、塾の子どもの母親から11回にわたり計約850万円をだまし取った疑いがある。「うそをついて金を借りた。金はギャンブルに使った」などと供述したという。
母親が昨年5月に被害届を提出した。男は塾と別にサッカースクールも運営し、合わせて約110人の小中学生が所属。他の保護者らにも「税金対策でお金がいる」などと話し、金を集めていたという。(華野優気)
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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