親子で乗り切った過酷な夏休み、例年との比較はやめよう

塾が教えない中学受験必笑法15:おおたとしまさ

 短い夏休みが終わりました。中学受験生にとっては、例年にない変則的な夏でした。

 例年であれば、夏休みとは、約40日間というまとまった時間を利用して、それぞれの課題を克服する機会です。長期間ですから、生活リズムを一定に保ち、計画通りに粛々と頑張り続けることが大事です。それをやりきった時には大きな達成感が得られ、中学受験生として大きく成長します。

 でも今年の夏休みは、むしろ臨機応変さが求められたはずです。学校があったりなかったり、それによって塾の授業も変則的なスケジュールで実施されたりして、生活リズムを一定にすることも難しかったでしょう。学校がある分、塾の課題に取り組む時間が十分に確保できず、取捨選択を迫られたご家庭も多かったと思います。

前例のない夏休みを、親子で乗り切った今、おおたさんは「比較をやめること」が大切だと訴えます。なぜでしょうか。

 例年の夏休みであればしなくて…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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