親子丼  味の決め手は少しの砂糖 しょうゆとみりんに加えて

親子丼=合田昌弘撮影

記事の後半で、作り方のポイントを動画でご覧いただけます

 今週から定番の人気メニューを紹介します。初回は親子丼。甘じょっぱい煮汁がからんだご飯とふんわり卵、プリッとした鶏肉がしみじみおいしい、定番中の定番です。

 ただ、「味が決まらない」という悩みも聞きます。料理監修の渡辺あきこさんに教わった煮汁のポイントは、同量のしょうゆとみりんに加えた、少しの砂糖。ほんのり甘めがおいしさの秘密です。

 「わざわざだしをとるのが面倒」というときは、顆粒(かりゅう)だしを袋の表示を参考にして少量溶いたものでも構いません。

 調理には直径20cmのフライパンを使いました。大きめのフライパンの場合、卵をより広く薄く流し込むことになり、火が通りやすくなります。卵が固くならないよう、加熱時間を短めにするなど調節してください。

 アレンジのニラの卵とじの味付けは、同量のしょうゆとみりんだけで、砂糖は加えません。甘さを少し控えることでおかず感が出ます。(沼田千賀子)

親子丼

材料・2人前 料理監修:料理研究家・渡辺あきこさん

□ 鶏もも肉(皮なし) 100g

□ タマネギ 80g

□ ミツバ 6本

□ 卵 2個

□ だし 1/2カップ

□ しょうゆ 大さじ11/2

□ みりん 大さじ11/2

□ 砂糖 小さじ1/2

□ ご飯 300~360g

【作り方】

①タマネギは縦半分に切ってから、繊維に直角に幅6~7mmに切る。ミツバは長さ3cmに切る。鶏もも肉は幅1cmに切り、それを長さ2cmのそぎ切りにする。卵はボウルに割り入れ、菜箸で軽くほぐす。

火が通りやすいよう鶏肉は小さめに切る。煮汁が冷たいうちから入れて、中まで火が通るようにする=合田昌弘撮影

②フライパンにだし、しょうゆ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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