桃太郎誕生の地という伝説が残る愛知県犬山市の「桃太郎神社」。桃太郎やサル、キジ、イヌの像とともに、コンクリートで造られたカラフルな鬼の像が参拝者を迎える。
鳥居をくぐり石段を上ると、赤と緑の鬼が桃太郎一行を背に仁王立ちしている。週末、子どもたちがこの鬼の横で写真に納まっていた。人気漫画「鬼滅の刃」の主人公が着る羽織と同じ、市松模様のマスクをつけてポーズを決める。
神社によると、真っ二つに割れた桃から飛び出す桃太郎像の横で撮るのが定番だが、最近は「鬼滅」の効果か、鬼の像と一緒に写る人も目立つらしい。
「でも、ここの鬼は『鬼滅』と違って、退治されても許してもらい、仲間になったわけです」と若森国道宮司(75)は説明する。
境内には、尻もちをついて桃太…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル