計画決定から半世紀。長崎県と佐賀県を結ぶ西九州新幹線(武雄温泉―長崎)が23日開業し、各地の駅で記念式典が開かれた。駅のホームは祝賀ムードに包まれ、この日を待ちわびた鉄道ファンらでにぎわった。
夜明け前の午前3時半。長崎駅(長崎市)にはすでに鉄道ファンらが200メートルほどの列を作っていた。一番列車「かもめ2号」に乗ろうとする人たちだ。
午前6時過ぎ。切符を手に入れた乗客らがビデオカメラを回しながら次々と「かもめ」に乗り込んでいく。赤と白を基調にした真新しいN700S。指定席は販売初日に10秒で完売した「プラチナチケット」だ。発車時刻ぎりぎりまで記念撮影をする人の姿もあった。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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