8月に札幌で開催される東京五輪のマラソンのコースを、市民ランナーの記者が実際に走ってみた。気温などの条件が良ければ、かなりの高速決着になりそうなコースだった。
コースはまず約20キロを1周し、続いてそのコースの北半分ほどの約10キロを2周するという、非常に珍しい「変則3周コース」となった。
試走は12月25日の日中に行った。スタート地点は大通公園西4丁目。札幌のシンボル「さっぽろテレビ塔」を仰ぎ見る場所だ。
隣接するビルの温度計は零下3度。曇り空で、積雪は少ない。大会では車道を走るが、試走では歩道をできる限り実際のコースに沿って走ることにした。
まずは大通公園を周回
大通公園に沿った北(きた)大通を西に向かってスタート。西10丁目の石山通まで行き、公園を取り囲むように反時計回りに南(みなみ)大通へ出て、東に向かい再びスタート地点へ。1周約2キロで、これを2周する。テレビ中継には公園の緑やテレビ塔など、札幌らしい風景が映り込むだろう。
その後は駅前通を南へ。しばら…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル