認知症の当事者らを支援する「認知症の人と家族の会」は1日、本部のある京都市で総会を開催。共生の他に、予防も柱に据えた政府の認知症大綱案に「予防重視が強調され、偏見を助長する」と懸念を示す声明を確認した。総会には、全国から当事者や家族ら約280人が集まった。
声明文は同会のホームページに掲載する。
政府が6月に新たに策定する大綱には「70代の発症を10年間で1歳遅らせる」とする予防の数値目標を盛り込む予定。声明では「認知症の人を減らす数値目標は、(予防の取り組みを怠ったという)自己責任論に結びつきかねない」と疑問を呈している。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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