「○人が閲覧中」「残りわずか」などいった、インターネットショッピングの際によく目にする表示。ほかにも手順が煩雑で解約が難しいという経験をした人もいるだろう。こうしたウェブデザインは、消費者に最善とはいえない選択をさせるデザインとして「ダークパターン」と呼ばれている。欧米では関心が高まり、規制も進んでいる。
こうした表示が国内のサイトでも広がっている。
文京学院大学(東京都文京区)外国語学部の同じゼミ(渡部吉昭教授)に所属する学生6人は昨年3月ごろ、冬にある経営学系のプレゼン大会に出場するテーマを探していて、新聞記事などを通して「ダークパターン」という言葉を知った。6人の誰もがこれまで聞いたことのない言葉だった。
米国の研究では、言葉や視覚的な表現を使って消費者を特定の選択から遠ざけたり近づけたりする「誘導」や消費者が気づかないうちに購入させる「こっそり」などの七つのパターンに分類されていることも分かった。
初回限定と思ったら…被害
日本でどれほど広がっている…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル