「もう一度会いたいお坊さんナンバー1」は誰か――。宗派を超えた僧侶らがその座を競う「H1(エイチワン)法話グランプリ2023」が2日、奈良市のなら100年会館で開かれた。応募した全国の43組から選ばれた8人が、極楽往生や先祖供養をテーマに、仏の教えを説いた。
「H1」は2017年、栃木県の真言宗豊山(ぶざん)派青年会が、研修の成果発表の場として初めて開催。翌年には神戸市でも開かれ、「宗派を超えた大会に」という声を受けて、様々な宗派の若手僧侶による実行委員会が発足した。19年には同市で実行委が選んだメンバーによる試行大会を開催。2年後にはコロナ下ながら、初めて全国公募の「H1法話グランプリ2021」が奈良市で開かれた。
出場者は10分間の制限時間で「とっておきの法話」を披露。相愛大学の学長で僧侶の釈徹宗さん、作家のいとうせいこうさんら5人の審査員がそれぞれ10点満点で採点した。さらに約1400人の来場者が、もう一度話を聞いてみたい僧侶に3票ずつを投じた。
受賞エピソードは、50歳前の転機
グランプリに輝いたのは真言…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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