SNSで知人女性を脅したなどとして、大阪府警が府内の20代の男性を2度にわたり誤認逮捕した問題で、男性のアリバイとなったのは交際相手が撮影していた写真だった。男性の弁護人が取材に明らかにした。弁護人は今回の問題について、「IT犯罪が増えるなか、誰でも巻き込まれる恐れがある」と話す。
府警によると、男性はインスタグラムのダイレクトメッセージ(DM)で20代の知人女性に複数回、面会を要求するなどしたとして強要未遂と脅迫の疑いで4月に逮捕された。5月には、女性の友人らにDMで女性の性的写真を送ったとして、リベンジポルノ防止法違反容疑で再逮捕。いずれの容疑も処分保留となり、釈放された。
弁護人の森島正彦弁護士によると、DMを送ったインスタのアカウントは複数あり、一つは男性の名字が使われ、合成した性的画像を送っていた。府警の説明では、アカウントは大阪府北部で3月下旬の夜に開設されたものだったという。
「彼が自宅で振る舞ってくれた」
だが、男性の交際相手の女性…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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