石平道典
JR上野駅(東京都台東区)の公園口改札内に20日、誰でも自由に弾くことができる「駅ピアノ」が登場した。文化施設が集まる上野一帯である「東京・春・音楽祭」(3月18日~4月16日)を前に、多くの人に音楽に触れてもらおうと、3月19日まで設置される。
この日のお披露目イベントでは、近くの認定こども園「忍岡こども園」の園児14人が、桜の形をしたシールなどをピアノに貼って飾り付けた。JR東日本職員の天羽(あまう)史明さんが「春よ、来い」、ピアニストの森下唯さんが映画「美女と野獣」の主題歌などを生演奏。齊藤裕司駅長は「公園口改札は文化の森へのゲート。ぜひピアノに触って奏でてもらえたら」と話していた。
音楽祭は東京文化会館、美術館や博物館を会場に、国内外のアーティストがオーケストラや室内楽など多彩な演奏を繰り広げる。(石平道典)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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