8日午前8時5分ごろ、兵庫県南あわじ市灘仁頃(なだにごろ)の競走馬育成施設で、男性が落馬して馬に蹴られた、と施設関係者から119番があった。南あわじ署や施設によると、男性は施設の従業員で、全身を強く打っており、搬送先でまもなく死亡が確認された。
南あわじ署によると、男性は施設内の坂路で競走馬を調教中だった。男性が乗った馬が、暴れて逆走してきた別の馬に驚き、男性を振り落とした。男性は地面にたたきつけられ、逆走していた馬に蹴られたという。
施設によると、2頭ともJRA(日本中央競馬会)所属の競走馬。この施設は、JRAや地方競馬所属の休養中の競走馬を預かり、リフレッシュさせるとともに、調教を施すなどして厩舎(きゅうしゃ)に帰すことを主な業務にしているという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル