福岡県築上町のし尿処理施設建設工事を巡る談合事件で、福岡地裁小倉支部(鈴嶋晋一裁判長)は8日、談合罪に問われた九電工の当時の営業本部課長、石川篤被告(47)ら九電工社員3人と水道事業大手フソウ(東京)の社員1人に、それぞれ懲役1年2月~同10月、執行猶予3年(求刑懲役1年2月~同1年)の判決を言い渡した。
判決理由で鈴嶋裁判長は「九電工が多額の利益を得る代わりに入札の公正が害され、社会的影響は大きい」と指摘した。判決によると、2016年7月に行われた同工事の入札を巡り、同年5月ごろ、九電工が落札するため、フソウに対して1千万円の利益を与える条件で、九電工を上回る入札金額を提示するよう談合した。
西日本新聞社
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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