米アラスカ州で、夜空に直線状に伸びる青紫色の光の帯を、札幌市の映像作家、中垣哲也さん(58)が撮影した。観測例が少ない謎の発光現象「スティーブ」とみられる。
中垣さんが同州トクで9月6日午後11時半ごろ(現地時間)、オーロラを撮影していたところ、地平線から天頂にかけて直線状の光の帯が現れた。発光は10分ほど続き、薄らいで消えたという。中垣さんは「鮮明な光がオーロラと同時に現れ、驚いた」と話した。
上出洋介・名古屋大名誉教授によると、スティーブは数年前から北米で報告されるようになった。しばしばオーロラと一緒に出現するが、色や継続時間は異なる。出現のメカニズムは分かっていないという。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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