戸田和敬
大阪弁護士会は10日、毎年恒例の「おおさか人権フェスタ」を同弁護士会館(大阪市北区西天満1丁目)で開く。今年のテーマは「多様性」で、「一人ひとりの違いを大切に、みんなで人権を考えよう」と、来場を呼びかけている。
講演会では、豊中市の公益財団法人「とよなか国際交流協会」職員で、フィリピンと日本にルーツを持つ三木幸美さんが登壇。海外にルーツがある若者らの支援活動などを紹介する。ドキュメンタリー映画の上映会もあり、在日外国人差別の実態を追った「ワタシタチハニンゲンダ!」(高賛侑(コウチャニュウ)監督)などを各回先着100人まで鑑賞できる。
もちつき大会でのぜんざいの振る舞い、人権クイズ、スタンプラリーなど子どもも楽しめる企画のほか、法廷を模したブースで刑事被告人がつける手錠・腰縄について考える体験コーナーなどもある。
同日には、近畿を中心に人権擁護活動に取り組む個人や団体に贈られる「人権賞」も発表される。詳細は同弁護士会ホームページ(https://www.osakaben.or.jp/event/2024/2024_0210.php
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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