13日午前6時ごろ、大阪市住之江区南港東1丁目の集合住宅で「怒鳴り声がする」と110番通報があった。警察官が駆け付けると、刃物を持った男(58)が近づいてきたため、拳銃2発を発砲。うち1発が男の腹に当たった。男は病院に運ばれたが、命に別条はないという。
住之江署によると、男は近隣の70代の女性とトラブルになっていたとの情報があり、女性がけがをしているという。署は男が女性を刃物で切りつけた可能性があるとみて調べている。
現場近くの女性(82)は午前6時すぎ、けんかのような声を聞いた。女性が外に出ると、「パンパン」という音が聞こえ、直後に男が倒れ、警察官が男を確保したという。
住之江署の本田直樹副署長は「現時点では、拳銃の使用は適正な職務執行であったと判断している」とのコメントを出した。
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル