警察の制服紛失、「直前に妻以外の女性と深酒」発覚おそれ上司にうそ

高木智也

 妻以外の女性と飲食した後に制服をなくし、上司にうその報告をしたとして、兵庫県警の神戸方面の署に勤務する30代男性巡査長が本部長注意の処分を受けていたことが25日、朝日新聞の情報公開請求でわかった。処分は7月12日付。

 監察官室によると、既婚の巡査長は6月の当番勤務明けに、出会い系サイトで知り合った女性と大阪市内で深酒して帰宅中、制服の入ったリュックを自宅近くのコンビニのベンチに忘れた。

 帰宅後に紛失に気づいて上司に報告したが、女性といたことがばれないよう、うその足取りを説明したという。

 証言した日時、場所の防犯カメラに本人の説明通りの映像がないなどの不審な点があるため県警が問いただし、虚偽説明だと認めた。

 「自己保身のためにうそをついた」と話し、複数の女性と不適切な交際をしていたことも認めたという。

 制服は、西播地区に住む60代の男が持ち帰ったことが判明し、県警は占有離脱物横領容疑で逮捕した。(高木智也)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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