愛知県警の警察官を県外に派遣する際のルールが変わることになった。これまでは原則として本部長が自らの判断だけで決める「専決」事項だったが、県公安委員会の事前承認が必要になる。7日の公安委で決まり、即日施行された。
県警によると、沖縄県東村高江周辺での米軍ヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)の移設工事の警備を巡る訴訟で、2016年に本部長の専決で機動隊を派遣したことを違法とする判決が今年3月に確定したことを受けての対応。県警は「判決を重く受けとめ、公安委と調整しながら見直しを進めた」としている。
本部長の専決事項をまとめた当時の県警の内規には「警察法60条に基づく他の都道府県公安委員会からの派遣要請」が盛り込まれていた。ただ、派遣先で従事する内容が「異例または重要」な場合は公安委に事前承認を求める例外規定も設けられていた。
確定判決は問題となったヘリ…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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