全国の警察幹部らが、昇任試験の対策問題集を出版する会社からの依頼を受け、問題や解答を執筆して現金を受け取っていたとして、警察庁が警察幹部らを処分する方針を固めたことが11日、分かった。
警察関係者によると、大阪府警の男性警視正は、少なくとも出版社側から1500万円以上を受け取っていた。ほかに、他府県警の幹部も多額の現金を受け取っていたという。
警視正は国家公務員で、国家公務員倫理法では一定の報酬を受けた際は報告するよう規定。警視以下の地方公務員の場合は、地方公務員法で兼業が禁じられており、それぞれに違反している疑いがある。
各警察本部の昇任試験は内規に基づき、筆記試験などが行われ、受験者は出版社の発行する問題集を購入するなどして、試験対策をしている。
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Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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