警察官になりすますため、警察手帳を偽造したとして愛知県警は18日、名古屋市天白区の自称高校生の少年(17)を公記号偽造容疑で逮捕し、発表した。「警察官のふりをしてだますために作った」と容疑を認めているという。県警は特殊詐欺に悪用する目的だったとみて調べている。
豊田署によると、少年は18日、他の者と共謀し、愛知県豊田市内の店舗にあるマルチコピー機を使って警察手帳の画像データを印刷し、偽造した疑いがある。
偽造された警察手帳には、氏名と少年とみられる顔写真が印刷され、パスケースに入っていた。階級は「巡査」とある一方、英語で上位階級の「警視」(Superintendent)が併記されるなどの不自然な点もあった。本物の警察手帳とは色合いなどが異なるという。
18日午前、豊田市内の住民から特殊詐欺をうかがわせる電話があったと豊田署に通報があり、駆け付けた署員が近くで少年を発見。偽造した警察手帳を所持していたという。
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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