警視庁が区営住宅申し込んだ人の情報紛失 FDで保管、謝罪

 警視庁は27日、市民の個人情報を記録したフロッピーディスク(FD)2枚を紛失した、と発表した。公営住宅の入居申込者のリストで、自治体から暴力団関係者でないか照会を頼まれた際に預かっていた。同庁は「現時点で外部への流出や悪用は確認できていない」と説明している。

 紛失したのは東京都目黒区が作成したFD。警視庁と区は区営住宅の入居申込者の情報を共有し、暴力団関係者でないか確認している。

 FDには2019年12月と今年2月に区が照会を頼んだ20~80代の男性38人の氏名、生年月日、性別が記録されていた。暴力団排除対策を担う組織犯罪対策3課が保管庫で管理していたが、今月7日に区から問い合わせを受けて確認したところ、なくなっていた。

 組対3課の宮本博嘉課長は「38人の方に心からおわび申し上げます。今後の指導、教養を徹底し、同種事案の再発防止に努めてまいります」とコメントした。

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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