警視庁150年記念特別展が開催 震災で残った看板、著名人の色紙も

福冨旅史

 警視庁が今年、創設から150年を迎え、記念する特別展が20日、警察博物館「ポリスミュージアム」(東京都中央区京橋3丁目)で始まった。関東大震災で焼失した旧庁舎で焼け残った看板や、1964年の東京五輪の警備本部の看板が初公開された。

 明治~昭和期にかけての制服や、木製から銅製、紙製に移り変わった歴代の運転免許証などの実物資料約600点を展示。明治時代に警察官が使ったサーベルや階級章、十手なども並ぶ。

 ドラマ「相棒」に出演する俳優の水谷豊さんや、人気漫画「名探偵コナン」の作者・青山剛昌さんら、警察ゆかりの小説やドラマなどで活躍する著名人のサイン色紙も飾られている。

 この日開かれた開場式で、山口博・企画課長は「数々の事件・災害などに立ち向かい、人々の安全・安心を確保するという使命を果たすため、皆様とともに歩んできた警視庁の歴史に触れていただけたら」とあいさつした。3月3日まで。特別展含めて入館無料。(福冨旅史)

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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