古城博隆
10日午後0時半ごろ、山口県の周防大島南の沖合で、海上自衛隊の護衛艦いなづまから、「船体に大きな振動があり、自力航行できなくなった」と無線で第6管区海上保安本部に連絡があった。座礁したとみられ、現場周辺には油が漏れているが、船体に浸水はなく、けが人の情報もないという。
海上保安庁によると、事故の発生は午後0時10分ごろ。現場は浅瀬で、船底の下にあるスクリューが海底の岩などに接触した可能性があるという。
海自がタグボート3隻を向かわせ、いなづまを現場から引航する方針。いなづまは広島県尾道市の因島にあるドックで整備後、試運転中だったという。(古城博隆)
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル