谷川弥一氏が議員辞職、長崎3区も補選へ 立憲は擁立、悩む自民県連

 自民党派閥の政治資金パーティーをめぐる事件で、政治資金規正法違反(虚偽記載)の罪で東京地検特捜部に略式起訴された谷川弥一衆院議員(82)=長崎3区、自民を離党=の議員辞職が24日、認められた。谷川氏の辞職に伴う補欠選挙は、衆院の解散がなければ4月28日投開票の見通し。同日には、細田博之・前衆院議長の死去に伴う島根1区補選も予定されている。

 谷川氏の議員辞職を見据え、立憲民主党長崎県連は今月21日、前回の衆院選で谷川氏と議席を争った山田勝彦衆院議員(44)=比例九州=を擁立する方針を確認。山田氏は「(裏金問題で)多くの怒りの声があがっている。そうしたけじめの選挙にあたって、挑ませて頂く」と意気込む。

 自民は難しい判断を迫られる。

 次期衆院選から「10増10減」する区割り変更に伴い、長崎の選挙区は4から3に減る。補選が行われる現在の3区は新2区と新3区に分かれることになっている。

 自民は谷川氏を比例九州ブロ…

Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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