豚コレラの感染拡大を受けて防疫指針の見直しを議論してきた農林水産省の審議会は10日、都道府県によるワクチンの接種を可能にする改定案を了承した。「接種推奨地域」に選定された関東・中部を中心とする10県中、9県は朝日新聞の取材に接種する意向を示しており、月内にも準備が整った県から接種が始まる。
新指針では、主に野生イノシシを介して感染が広がっていることから、イノシシの感染が確認されたエリアを「接種推奨地域」とし、各知事の判断で接種できるようにした。群馬、埼玉、長野、愛知、岐阜、三重、富山、石川、福井、滋賀の10県が対象となる。
このうち、愛知県は接種の賛否…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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