豪雨により全壊の駐在所、仮設で復活 熊本・八代

 7月の記録的な豪雨によって地元の駐在所が全壊した熊本県八代市坂本町に、新たな防犯拠点ができた。運用が10月30日に始まり、住民の安全確保にあたっている。

 坂本町の八代署坂本駐在所は7月4日、豪雨で平屋建ての建物が屋根まで水につかり、使えなくなった。同月11日、駐在所を管轄する八代署は、県警の移動交番車を配備。24時間態勢で地域の警戒活動を続けてきた。しかし、「駐在所がないと不安」という住民の声があったため、同じ敷地内に仮設駐在所を設置した。

 約27平方メートルの平屋建てプレハブで、屋内に事務室を備えている。被災前のような駐在所が設置される見通しは立っていないが、被災地の警戒態勢を強化するため、警察官の配置は従来の1人から2人に増やした。

 仮設駐在所の運用開始式が11…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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