豪雨災害、身を守る避難とは? 地域の危険度は?

 梅雨前線による大雨の影響で、3日に静岡県熱海市土石流が発生するなど関東地方を中心に大きな被害が出ています。豪雨に見舞われたとき、私たちはどう行動したらいいのでしょうか? 今年5月には、的確な避難につなげようと避難情報などが大幅に見直されています。

 ここ数年、全国各地で豪雨に伴う大規模な被害が相次いでいる。住宅の浸水や河川の氾濫(はんらん)、土砂崩れ土石流などが毎年のように起きている。2018年7月の西日本豪雨では、河川の氾濫や土砂災害が発生し、200人余りの人が亡くなり、住宅も全半壊したり、床上・床下浸水したりした。

避難勧告を廃止、避難指示に一本化

 実際に災害が差し迫った際の新たな避難情報の運用も5月から始まった。大きな変更点は、これまで「避難指示」と「避難勧告」に分かれていた情報が「避難指示」に一本化された点だ。

 静岡県庁防災局(当時)や同…

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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル

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