パートナーからの性的強要が離婚の原因になることがあります。夫婦であっても同意のない行為は性暴力。DVの被害者支援を続ける専門家は「我慢が当たり前になり、自らの被害に気付かないケースも少なくない」と指摘します。
〈結婚後しばらくして始まった夫の性行為の強要。苦しんでいた女性(41)は、DV相談で「夫婦間でも、それはレイプ」と認めてもらい、離婚を決意できたといいます〉
夫が豹変(ひょうへん)したのは結婚後1年くらいしてから。お風呂に入って寝ようとしていたら、いきなり羽交い締めにされ、力任せにパジャマを脱がされました。「やめて」と抵抗しても無理やり挿入されました。寝ている時に気付いたらパジャマのズボンを脱がされ、写真や動画を撮られていたこともあります。体調が悪くて寝込んでいても、どんなに拒否しても、力ずくで押さえつけられ、乱暴されました。
本当に嫌で、行為のたびに「こ…
Source : 社会 – 朝日新聞デジタル