20年近く貯金箱にコツコツためてきたお金が、ある日気づくと無くなっていた。その額およそ「90万円」。娘や娘の友だちが持ち出していたと知った父親は、友だちの親にお金を返すよう求める裁判を起こした。お金は取り戻せたのか。
2020年の年末、掃除をしていた父親は、リビングに置いていた貯金箱がほぼ空になっていることに気づいた。貯金箱は500円硬貨を満杯まで入れると30万円になる。いったい誰が……。
裁判で提出された書面から経過をたどる。
父親は、30万円貯金箱のほか、500円硬貨が50万円、20万円まで入る貯金箱、さらに2リットルのペットボトル8本に様々な硬貨をためていた。
貯金箱やペットボトルはリビングに置き、満杯になると自室のクローゼットで保管していた。
30万円貯金箱の異状に気づいた父親が、クローゼットも確認すると、他の二つの貯金箱の中身もなくなり、ペットボトルのお金も減っていた。
娘を問いただすと…
当時小学高学年だった娘の部…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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