福岡県立八幡南高校(北九州市八幡西区)の2016年度の推薦入試をめぐり、受託収賄容疑で逮捕された高校教諭本田竜大(りゅうた)容疑者(40)=同県直方市感田=が、賄賂として受け取った商品券を換金していたことが、捜査関係者への取材でわかった。県警は目的や使い道について捜査している。3日には県教委を捜索した。
捜査2課によると、本田容疑者は同校に勤務していた15年8月中旬ごろ、同校にスポーツ推薦入学を希望する男子生徒の父親から、自身が務めるサッカー部顧問の推薦枠で推薦するよう依頼され、2万数千円分の飲食接待を受けた。合格発表後の16年3月下旬ごろには、同様の接待を受け、商品券100枚(計10万円)をもらった疑いがある。
捜査関係者によると、生徒の父親は、商品券を北九州市内の百貨店で購入。本田容疑者はこれを受け取り、換金したという。この際に本名を使ったとみられる。
また父親は知人を介し、本田容…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル