赤ちゃんにダウン症などの先天的な病気がわかったら――。妊娠中にその可能性がわかる新型出生前診断(NIPT)も普及する中、不安を抱え孤立する妊産婦やその家族を、経験者や医師らで支える取り組みが少しずつ広がっている。
車座になって、家族同士が交流
埼玉県の長沼愛さん(44)は昨年12月、次男・利玖(りく)くんを産んだ翌日、分娩(ぶんべん)施設から「ダウン症の疑いがある」と告げられた。出産前に受けた超音波検査では指摘されたことがなく、驚きだった。
県立小児医療センター(さいたま市)で詳しい検査を受け、約1カ月後にダウン症と診断された。この子のために前に進まねばと思った。
そんな時、同センターに通院す…
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Source : 社会 – 朝日新聞デジタル
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