超大型の台風10号が近づく中、その影響で太平洋側は高い波となっている。
千葉・館山市の布良海岸で8月12日の午前6時頃に10代の男性5人が沖に流され、2人が行方不明となった。また、8月12日の午前に
愛知・田原白谷海水浴場に家族で海水浴に来ていた家族の9歳と6歳の兄弟が溺れる事故が発生し、9歳の兄がまもなく死亡した。
水の事故は湖でも。滋賀・高島の琵琶湖で水難事故を通報した女性は「波はいつもより高いと思います。急に深くなるので大人でも足がつかないと思います」と語った。
8月12日午後2時前に滋賀・高島市にある琵琶湖の漁港で「友達が沖に流れて上がってこない」と男性が近所の家に助けを求めた。
警察と消防が駆け付け、大阪府に住む大学生の男性2人を救助したが、その後死亡した。
2人は大学のサークルの友人と10人で漁港の船着き場から湖に飛び込んで遊んでいたという。
さらに同じ琵琶湖の大津市でも20代の男性が心肺停止で病院に搬送され、その後死亡が確認された。
また、愛知・蒲群市の天神川で川遊びをしていた5歳位の男の子が溺れて意識不明の重体となった。
長崎市では、沖合で釣りをしていた男性兄弟2人の遺体が見つかった。
静岡・伊東市の海岸では、午後3時頃釣りをしていた千葉・大綱白里市の50代の女性が高波にさらわれたと一緒にいた家族から110番通報があった。女性は午後5時過ぎに発見され、病院に搬送されたが死亡が確認された。
8月12日伊東市では台風10号の影響で波浪注意報が出ていた。今後超大型の台風10号はやや発達しながら西日本に接近し、
盆休み真っ只中の8月14日に上陸する可能性がある。
そうした中、千葉・勝浦市守谷海水浴場で8月11日に40人もの海水浴客が流されて男性が1人死亡した。
8月12日の守谷海水浴場は高い波の影響で遊泳禁止となっていた。
ちょっと心配なのでいつも子供のそばで見ています。(海水浴客A)
夏だったら海に来たいって気持ちは出ちゃうんですかね。まぁいいんじゃないですかね。(海水浴客B)
普段は屈指の透明度を誇るおだやかな守谷海水浴場。しかし8月11日に救助にあたったライフセイバーは海の異変を感じていた。
ライフセイバー:
流れが強すぎて自分の力では戻れないぐらい本当に厳しいコンディションだった。
Source : 国内 – Yahoo!ニュース
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